5月22日(火)、東京の二子玉川メディカルクリニックへ移植レクチャーに行ってきました!
院長の伊井先生は、シンバイオシス研究所のホームページをご覧になり、「ぜひうちでも腸内フローラ移植をやりたい!」とお問合せくださった先生です。
4月には、大阪にあるシンバイオシス研究所をご訪問いただき、移植の可能性や次世代シーケンサーを活用した検査について、意見交換させていただきました。
スタッフ一同で先生の熱い思いを拝受し、トントン拍子に研究会の会員になっていただく手続きが整いました。
当日は、腸内フローラ移植臨床研究会の菌液研究開発部門の2人が先生のクリニックに伺いました。
(シンバイオシス研究所 清水真、田中千尋)
大きなビルが立ち並び、少し窮屈な印象さえある東京の真ん中から電車で30分もかからない二子玉川駅に到着すると、垢抜けた上品な街の雰囲気に包まれます。
駅からすぐの先生のクリニックに到着すると、たくさんのスタッフの方が笑顔でお出迎えくださり、伺った2人の緊張もホッと和らいだそうです。
二子玉川メディカルクリニックは、高血圧、糖尿病、高脂血症、痛風等の生活習慣病の検査や治療に特に重点的に診療を行っており、ほかにも一般内科、おなかの疾患、アレルギー疾患にも対応されています。
さすが検査を重点的にされているクリニックとあって、なんと臨床検査技師さんが2人もいらっしゃいました!
海外の方の受け入れもされているようで、看護師さんや事務スタッフの皆さんもたくさん。
研究会の移植のできる医療機関にご登録いただいた先生は、「先生自ら移植をお受けいただく。しかも2回」というお願いをしております。
これには2つの理由があります。
患者様の中には、「自分がこのクリニックで移植を受ける第一号なのか」と思うと、不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
研究会では、そのようなことがないよう、移植レクチャーという研修項目以外に、先生ご自身に移植を行う、という過程を設けています。
移植のできる医療機関に追加されたばかりのクリニックでも万全の体制で移植をお受けいただけますので、どうぞご安心ください。
伊井院長にお着替えをしていただき、いざ移植!
その間、事務スタッフの方へカルテ共有システムの使い方をお伝えします。
研究会では、所属するすべての医療機関で、移植をお受けいただいた患者様の情報を臨床データとして蓄積させていただいております。
お名前やご住所などの情報はわからないようにして、症状や移植の頻度、回数、その際の移植菌液調整の情報などを共有することで、研究会全体としての移植の質向上に努めています。
臨床医同士の勉強会で定期的に症例の考察を行い、学会などで臨床例を発表します。
移植を終えた伊井院長に感想を聞くと、「なんだかポカポカする」とのお声をいただきました。
先生方はご病気ではないことがほとんどなので、健康維持を目的とした一般的な菌液の調整を行っています。
代謝の向上、免疫力の向上、睡眠の質改善など、できるだけ先生のご要望を伺いながら調整しています。
伊井院長、楽しみになさってください。
(※ただし、移植効果をより高めたい場合は、生活習慣の改善を併用していただく必要もございます。)
レクチャー後は、スタッフの皆さんと楽しくお話をする時間も頂戴しました。
清水臨床検査技師の著書にサインをさせていただき、記念撮影。
伊井院長、スタッフの皆さま、ありがとうございました!
近日中に、当研究会の「移植のできる医療機関」にも追加掲載予定です。