腸内フローラ移植(便移植)を受けられる、国内唯一の学術的研究会です。臨床医と臨床検査技師が届ける世界最高水準の安全と効果を目指して。
一般財団法人 腸内フローラ移植臨床研究会

臨床医インタビュー/井上正康先生コラム「日本のコロナ騒動と失敗の本質」【メルマガvol.14】一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会

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一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会
メールマガジンvol.14 2020/5

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こんにちは。
一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会です。
新緑の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

緊急事態宣言が解除された地域もあり、
正しく恐れつつ、良識ある行動が求められますね。
皆さまのご健康と、事態が終息に向かうことを願っております。

また、各種会合の自粛推奨により
毎月開催しております当研究会の公開勉強会は
6月度もWeb会議での開催とさせていただきます。
ご参加の皆さまには別途ご案内をさせていただいております。
ご不明な点等ございましたらお尋ねください。

【重要】新型コロナウイルス感染拡大に伴う当研究会の対応について
⇒ https://bit.ly/2JmuoSk

◆◇── 5月のコンテンツ ──◇◆
┏┳━━━━━━━━━━━━━━━━
┃◆1━…臨床医インタビュー公開
┃◆2━…第4回総会に関する重要なお知らせ
┃◆3━…井上正康 先生コラム【日本のコロナ騒動と失敗の本質】   
┃◆4━…症例紹介ページ更新中  
┃◆5━…書籍購入ページのご案内
┗┻━━━━━━━━━━━━━━━━

◆1━…

当研究会所属、
大阪府 はるなクリニック
春名令子 先生にインタビューをさせていただきました。

豊富な臨床経験を通して実感した
腸内環境を整えることへの患者さんの認知度や
生活習慣との関連性など
メッセージをいただきました。

インタビュー動画は以下のリンクよりぜひご覧ください。
※この動画は2019年の撮影です。
________________

臨床医インタビュー(約3分)
春名令子 先生
⇒ https://youtu.be/lJzeNEiihsk
________________

◆2━…

第4回総会に関する重要なお知らせ

2020年9月20~21日に開催を予定しております
第4回総会・学術大会につきまして、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
開催の有無もしくは延期についての判断を検討しております。

つきましては、早割等のお申込みに関しましては、
引き続き一旦受付を停止とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解のほどお願い申し上げます。

なお、申し込みの再開につきましては、決定次第お知らせします。
すでにお申込みいただいている方につきましては、
改めて事務局よりご連絡いたします。
ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

◆3━…

=-=-=-特別コラム-=-=-=-

当研究会評議員 井上正康 先生 筆

【日本のコロナ騒動と失敗の本質】
 
 ヒトは失敗する生き物であるが、過ちに気付いた時点で
直ぐ適正に対応する事が傷口を最小限に止める基本である。
新型コロナウイルスによる欧米先進国の惨状に較べて
日本人死亡者が桁違いに少ない事実を俯瞰的に解析する事により
コロナ騒動の本質が明らかになってきた。
 コロナウイルスには現地の土着株に加えて様々な変異株があり、
今回の新型株では弱毒のS型と強毒のL型が主要な役割を演じた。
武漢からヨーロッパに伝搬した強毒株は現地の人々に
スペイン風邪並みの被害を与えて多数の死者を出した。
一方、幼児期から複数の土着コロナ(HCoV)により
風邪をひきながら集団免疫を獲得してきた日本人には
新型コロナも少し強い程度の“風邪の病原体”であった。
オリンピックや習近平来日の延期決定直前まで
中国人と超三密状態にあった日本では
2月頃に感染第一波の弱毒S株が一過性に蔓延し、
3月初旬から第二波として強毒L株が上陸してポツポツと死者が出始めた。

 ウイルス防御の最前線は免疫力であり、
土着コロナや弱毒株に対するポリクローナル抗体は
強毒株にもある程度有効である。
事実、猛毒株によるSARSでは中国や韓国で8千人もの死者が出たが、
隣国の日本では一人の死者も認められなかった。
今回は第一波の弱毒株の後で第二波の強毒株が上陸したので
日本人には免疫応答するための十分な猶予期間もあった可能性が考えられる。
その後の経過観察により新型の強毒株も大半の日本人には
やや強い“風邪ウイルス”である事が判明した。
新興感染症では想定外の事も起こりうるので、
国が早々に指定感染症に認定した事は基本的に正しい対応ではあった。

“風邪は万病の源”と言われる様に、
高齢者や糖尿病患者などの免疫弱者では重症化して
サイトカインストームにより短時間で死亡する事も少なくない。
高齢者のみならず芸能人や若手力士までが感染死したことを
マスコミが執拗に取り上げ、
新型コロナを“凶暴な疫病神”へと格上げしてしまった。
その多くが、彼らの持病や生活習慣の背景にまでは触れていない。
実は、勝武士や力士の多くはインシュリンを注射しながら
高カロリーのちゃんこ鍋で巨体を維持する“生活習慣病予備軍”であり、
スポーツマンでありながら日本人の平均寿命より遥かに短命であることも多い。

 現代のグローバル社会では病原体も旅客と共に
ジェット機で世界を旅しているので、
国境封鎖やロックダウンで感染を一時的に抑制しても
規制を緩和すれば感染が再燃しうる。
人類の宿的である病原体を根絶する事は極めて困難であり、
彼らとの”痛み分け的共存”が現実的な着地点である。

 感染の拡大速度を緩和して日常生活や経済活動を維持しながら医療崩壊を防ぎ、
国民の負担が少ない長期的予防策を強化する事が現実的方法である。
事実、死者数や経済的損失が深刻な欧米先進国の中で、
高齢者を集中ケアしながら国境封鎖、休校措置、
バーやレストランの規制などをしなかったスウエーデンでは、
公園に子供達の歓声が響き渡り、経済的損失を抑制しながら日常生活が維持されている。
彼らのトレードオフ的政策は冷静な科学的見識と政府に対する厚い信頼感で成り立っている。
この方法は今後のパンデミック対策として基本的なモデルの参考になると思われる。

 俯瞰的視点と科学的羅針盤を持たない日本政府は”不確かな感染者数”に
一喜一憂しながら社会的同調圧という空気に支配され迷走し、
思考停止状態で緊急事態宣言を発動してしまった。
“和を持って尊しとなす協調的日本人”にとっては
“補償なき自粛要請は手足を縛って泳げと命令する”に等しく、
多くの国民が深刻な窮地に追いやられて倒産も深刻化しつつある。
5月連休明けには強毒株による第二波も確実に収束しつあったので
緊急事態宣言は解除されるべきであったが、
思考停止と空気に支配されて更に延長されてしまった。
大災害時には“切り取られた数値”が独り歩きして人々のバランス感覚を麻痺させ、
インフォデミックが常に人災を深刻化させてきた。
日本では交通事故で毎年約4000人、インフルエンザで約1万人もの命が失われているが、
運転を止めさせたり緊急事態を宣言することはない。
シートベルトを締めて安全運転すれば健全な車社会を維持できる。
新興感染症でも俯瞰的に対応すれば人命と経済を両立させる事は可能である。

 今回の日本は様々な幸運に恵まれて欧米の様な大惨状には至らなかったが、
世界中の感染者の体内で今も誕生しつつある新株コロナによる感染再燃の可能性もある。
未曾有の犠牲者を出したスペイン風邪でも第二波による被害が遥かに大きかった。
日本人が第三波に対しても今回と同様の幸運に恵まれるという保証はない。
国を挙げて大騒ぎしたコロナ対策は壮大な空振りであったが、
喉元過ぎれば熱さを忘れるのが人間である。
今回の“失敗の本質”を俯瞰的に検証して次のリスクに備える事が
政府、経済界、および医学会の重要な課題である。

 土足で家に上がらない日本では多くの神社に手水舎があり、
手洗いの習慣が深く根付いている。
ハグの代わりに社会的距離で会釈する日本の礼儀作法は無意識的感染予防法でもある。
今年は感染予防意識が強化された為にインフルエンザによる死者が80%も減少した。
ポストコロナ時代にもインフォデミックや過剰な同調圧に翻弄されず、
手洗い・ウガイ・鼻洗浄・トイレの消毒を怠らずに
高齢者や免疫弱者を集中ケアしながら
豊かな日本文化を取り戻して心の免疫力を強化したいものである。

=-=-=-=-=-=-=

☆井上正康 先生のコラムやセミナー動画は
 コチラのホームページにて更新中
⇒ https://www.inouemasayasu.net/

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◆4━…
【症例紹介ページ、随時更新中】

患者さんとそのご家族や、医療関係者、企業の方々など
皆さまからのお問い合わせにて
「どんなケースがあるの?」
というお声をいただきます。

当研究会では、移植できる医療機関で行われた症例を
先生方よりご報告いただき、随時ご紹介しております。

~さまざまな症例~

1)50代男性

病名:ガス貯留
発症時:30代頃
移植目的:ガスが多い
主訴:排ガス過多
服薬中の薬:なし
既往歴:なし
20代頃より排ガス多いと自覚していた。
経緯、家族歴、生活習慣、サプリメントの利用状況など:
2019年8月外来受診。
状況改善のため、腸内フローラ移植を希望された。
DHEA利用あり
家族歴:父親に大腸がん

つづきはコチラから
⇒ https://fmt-japan.org/4754

2)70代男性

病名:パーキンソン病(継続中)
発症時期:75歳頃
移植目的:症状改善
主訴:手足の震え
服薬中の薬:グルタチオン
既往歴:なし

つづきはコチラから
⇒ https://fmt-japan.org/3593

など

移植の回数ごとの経緯や、腸内細菌データの変化、
医師とのコミュニケーションの様子などの記録をご覧いただけます。

当研究会の移植に関心のある皆様のご参考になりますよう、
今後もより多くの情報提供に努めてまいります。

__________________

その他症例紹介ページはこちら
⇒ https://fmt-japan.org/category/fmt_cases
__________________

◆4━…

当研究会関連の書籍をお求めの方へ

≪腸内細菌から人類への手紙≫
(編)一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会

「腸内フローラ検査を受けたけれど、よくわからない…」

これまでの腸内フローラ検査では
解析結果として出てきているものの、
その働きがよくわからない菌が沢山いて、
その解釈が追いついていないというのが現状でした。

当研究会では
腸内細菌を、生物学的分類における階級で分ける視点をもとに
大きなポイントと、細かいポイントに分け
そこから私たちの実生活で
免疫力や代謝能力を高める方法にまで
詳しい解説を加えました。

研究員が日々、
何人もの患者さんの腸内フローラのデータを見続けているからこそ
生み出すことができた、渾身の書籍です。

★他、これまで出版した書籍も購入可能です。


≪腸内細菌が喜ぶ生き方≫
(著)城谷昌彦 先生
当研究会専務理事/ルークス芦屋クリニック院長

城谷先生ご自身の病歴や
臨床医としての豊富な知識と経験をもとに
腸内細菌を整えることが人生に大きな意味があると
感じることができる1冊です。


≪うん値UPドリル≫
(編)一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会

最新書「腸内細菌から人類への手紙」の
前身ともいえる1冊でありながら
“超入門編”としてはベスト。
腸内環境を整えることの大切さを伝えるさを、
漫画やイラストを交えて、初心者にもわかりやすく解説しています。


≪うんちのクソヂカラ≫
(著)清水 真
当研究会評議員/臨床検査技師

35年間、日夜没頭している腸内細菌の研究により、
独自の製法による
生着しやすい腸内フローラ移植用の菌液を開発した
清水の原点が詰まっています。

この本をきっかけに臨床医の先生方が
清水を訪ねたことから
当研究会発足の架け橋となったともいえる1冊。

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★全ての書籍のご購入はコチラから
⇒ https://fmt-japan.org/patients/books

※クレジットカード決済ができるようになりました。

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会員、イベントご参加者、ご支援者、患者様を中心にお送りしています。
ご友人やご家族にも、ぜひご紹介ください!

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