腸内フローラ移植(便移植)を受けられる、国内唯一の学術的研究会です。臨床医と臨床検査技師が届ける世界最高水準の安全と効果を目指して。
一般財団法人 腸内フローラ移植臨床研究会

[第5回学術大会]インタビュー公開(株式会社SOPHIA 石田一成 氏)

『菌との共生』を実現する腸内フローラ移植がもたらす革新性

法人賛助会員 株式会社SOPHIA 石田一成 氏

「健康長寿になる知恵」を世界中から集め、人類の「今」と「未来」に活かす術を広めることを使命とし、乳酸菌産生物質を中心に成分・原材料にこだわったサプリメントを製造する株式会社SOPHIA。当研究会の法人賛助会員として、活動にご賛同くださっております。この度の第5回学術大会で、腸内フローラ移植に感じた期待と希望について伺いました。

腸内フローラ移植に感じる期待と『菌との共生』

人間は、さまざまな菌と共生・共存して生きています。菌がなければ生きていけない。その菌の一つが、腸内細菌です。しかし、現代社会では、日本に限らず欧米人も含めて腸内細菌が弱ってきているといわれています。要因になっているのは、除菌・殺菌の風潮、食生活の乱れなど。その結果、腸内細菌によって保たれていた健康が害されたり、不調が現れたりといった可能性が高まります。

私たちは腸内細菌の代謝物からサプリメントを開発・販売しているメーカーではありますが、将来的にはこうしたサプリメントが不要になる世界が訪れてほしいと考えています。その可能性を、腸内フローラ移植には感じていますし、期待もしています。 腸内フローラ移植は、バランスが崩れた腸内細菌を改善するための手段です。今よりも身近なものになれば、同時に弊社が望む『人間が菌と共生・共存していく社会』づくりにも役立つと思うのです。

エビデンスをもとにした正しい知識を伝える一翼に

近年の研究で、腸内細菌叢がいかに健康に重要な存在であるかがわかってきています。潰瘍性大腸炎や自閉スペクトラム症といった難治性疾患に対しても、その症例報告が本学術大会でも行われています。

消費者の皆さまの健康づくりをお手伝いするメーカーとして、エビデンスを元にした正しい知識を学べる機会は私たちにとっても大変貴重で、日々の商品開発や既存商品のブラッシュアップに役立てているところです。とはいえ、『腸内フローラ』という言葉自体がやっと世間的に認知を得たところですから、メーカーとしての役割は大きいと考えています。

体に良い商品を提供するのは当然として、消費者の皆さまをはじめ、病に苦しむ方々に商品を通して正しい知識を伝えていく橋渡しの一端を担うのもメーカーである弊社の務め。それが結果的に、皆さまの真の健康づくりにつながると思っています。

腸内フローラ移植の研究が教育分野に革新をもたらす可能性も

私は今、仕事を通して自閉スペクトラム症のお子さんたちのサポートをしているのですが、彼らにはずば抜けた発想力や創造性があります。このひらめきや能力があれば、日本はもっと変わっていけるのではないかと期待感すら覚えるのです。

さらに腸内フローラ移植に関する研究が、教育分野にも光を当てるものになるかもしれない、と私自身とても希望を持っています。というのも、いまの日本は世界的競争力が低下しつつあり、ここに一石を投じるには、新しい発想力や着眼点、高い創造性が必要不可欠と感じます。

腸内フローラ移植には、難治性疾患のみならず精神疾患に対する症例報告もあります。菌との共生・共存が子どもたちの教育を変えていければ、体も心ものびのびとした人生を過ごせるようになるのではないかと思うのです。そういった点から考えても、腸内フローラ移植の存在は今の社会にとっても大きいと感じます。

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