腸内フローラ移植(便移植)を受けられる、国内唯一の学術的研究会です。臨床医と臨床検査技師が届ける世界最高水準の安全と効果を目指して。
一般財団法人 腸内フローラ移植臨床研究会

【終了】[大阪]第4回総会・学術大会


イベント詳細


第4回総会・学術大会

第4回学術大会は、新型コロナウイルス感染症の予防及び拡大防止の観点から開催の自粛を検討しておりましたが、理事会で審議を重ね、規模を縮小し、オンサイトとオンラインでの開催することに決定いたしました。行政からの指導に従い、会場の定員に対して半分の収容人数を守り、コンパクトで安全な環境を目指して開催いたします。

各地で感染拡大が広がっておりますが、今だからこそ、腸内細菌の真価を多くの方に知っていただくため、一年間積み重ねてきた研究の成果を発表したいと思います。

どうぞ遠方からのご参加希望の方は、無理せずオンラインでの参加をお待ちしています。(オンライン参加もお申込みが必要です)

会場では、定員の半数以下の収容という行政の指導に従い、可能な限りの感染対策を講じて、当日ご参加いただける方をお迎えします。
オンサイトでもオンラインでも、この一年目に見えない菌やウイルスたちとの新たな関係を模索してきた成果を十分お伝えできることをお約束します。皆様のご参加をお待ちしています。

※参加申込を締め切りました。たくさんのお申込ありがとうございます。

日時

2020年9月21日(月・祝)
11:00~17:00 学術大会
17:30~19:30 懇親会 ※中止※

※正会員・医療賛助会員向けの総会は、学術大会当日(21日) 9時半から10時半に開催いたします
※懇親会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止とさせていただきます

会場

リーガロイヤルホテル大阪
〒530-0005 大阪市北区中之島 5-3-68
TEL:(06)6448-1121
アクセスはこちら
JR大阪からの無料シャトルバスはこちら
駐車場のご案内はこちら

スケジュール

2020年 9月 21日(月・祝)受付10:00~ 会場:リーガロイヤルホテル大阪

開会のご挨拶 11:00~

腸内フローラ移植臨床研究会の紹介
 代表理事 田中 善 先生(医療法人仁善会 田中クリニック 理事長)

第1部

[基礎研究]

研究部門 シンバイオシス研究所より基礎研究の発表、さらに移植のできる医療医療機関の先生による、腸内フローラ移植における症例紹介を行います。

基礎研究①
●腸内細菌たちとの付き合い方と泡の話
発表:シンバイオシス研究所 上席研究員 清水 真
我々の体は食べ物と水でできています。腸内細菌たちもそれは同じです。人体という小宇宙、その巨大な宇宙空間で600万年ほど前から共生している様々な1,000兆匹もの微生物たち。彼らが我々に影響を与えていないはずはありません。病気もその一つです。
そんな彼らと我々人類が能動的に関与できていない共通の物質「水」と「空気」、そしてそれを使ってできる「泡」。
今回は、水に満ちた小宇宙で「泡」をコントロールすることにより、更に良い共生関係に導くことができると信じた我々「腸内フローラ移植臨床研究会」の可能性をお話させて頂きます。
★清水真のメッセージ全文はこちらからご覧いただけます
基礎研究②
●菌の認識における高機能ウルトラファインバブル水と生理食塩水との差別化
発表:一般社団法人生物活性研究機構 代表理事 団 克昭 先生
昨年の第3回学術大会において、糖尿病モデルマウスに対するFMTを実施し、UFB水で調製した菌液を腸注したマウスの高血糖値が低下することを共同研究として報告しています。
その際、菌の調製液としてなぜ生理食塩水ではなく、UFB水で有効であったのか?この疑問を解決するべく、両者で調製した菌液の安定性やマウス腸管腔における菌の生着度合いを検証するため、差別化を試みてきました。様々な検証を行い、生理食塩水との差別化が確認されました。さらに上皮細胞によるグルコースの取り込みにおいてUFB水調整菌液で取り込み量の減少または遅延と思われる結果を得ています。
前回の糖尿病マウスの血糖低下、そして糖代謝改善の理由の一助になるのではないかと考えています。今回は菌製剤の添加によるレスポンスですが、これを実際のヒトFMTに適応した際の反応性やUFB水による差別化が保持されるかは、今後検討すべき課題です。

 

[症例紹介]

症例報告①
腸内フローラ移植が過敏性腸症候群患者の精神症状に及ぼす効果についての検討
発表: 専務理事 城谷昌彦 先生(ルークス芦屋クリニック 院長 )
ルークス芦屋クリニック 城谷昌彦先生糞便微生物移植(FMT)は腸内細菌叢(腸内フローラ)の乱れ(dysbiosis)を改善させる方法として近年注目されているが、当研究会では微細な泡に水素を置換させたウルトラファインバブル水を用いてFMTを行っています(UB-FMT)。ウルトラファインバブルの持つ様々な特性により、従来のFMTに比して効果が高いと考えられています。これまでに当研究会において過敏性腸症候群(IBS)の患者に対してUB-FMTを行い比較的高い確率で消化器症状の改善を認めており、この度UB-FMTが「怒り」や「不安」などの気分に、どの様な変化を及ぼすかを調査しました。心理面からアプローチした症例報告をします。
症例報告②
UB-FMTにより改善を認めた過敏性腸症候群症例の移植後経過報告
発表: 関西ブロック長 川井勇一 先生(医療法人悠亜会 理事長 かわい内科クリニック 院長 )

かわい内科クリニック 川井勇一先生

研究会の腸内フローラ移植によって、過敏性腸症候群患者の腸内細菌叢の乱れが改善し、 下痢症状の明らかな改善をみた症例の約2年にわたる経過について報告します。 当研究会所属の医療機関での過敏性腸症候群に対する2018年1月から2020年8月における腸内 フローラ移植の施行実績は、現在治療中を含めて24例で、評価可能例での便性状は、有意な改善を認めました。過敏性腸症候群では、ストレスと消化器症状悪化の相関係数が健常者より高く、特に現代のストレス度は増大傾向であるので、今後さらなる対応が求められると思われます。 その選択肢の一つとして腸内フローラ移植を考慮する価値は、十分にあると考えています。

症例報告③
腸内フローラ移植を行った自閉症の治療経験
発表: 理事 喜多村邦弘 先生(医療法人喜和会 理事長 喜多村クリニック 院長 )

喜多村クリニック 喜多村邦弘先生

自閉症は神経発達障害のひとつで、現在は⾃閉症スペクトラムと呼ばれます。主な症状とし て 、社会的⾏動や対⼈コミュニケーションに⽀障を来すことや、繰り返し⾏動や特定のも のごとに強いこだわりを示すことがあげられます。

今回は昨年に続き、腸内フローラ移植を重ねるにしたがって、社会的⾏動、精神症状や消化器症状 に変化がみられた、⾃閉症スペクトラムの治療経験を報告します。

[パネルディスカッション]

●腸内フローラ移植の可能性
座長 代表理事 田中 善 先生(医療法人仁善会 理事会 田中クリニック 院長)

昼食

協賛企業のブース紹介(オンライン配信含む)

第2部

[研究・開発]

検証報告
●ウルトラファインバブルの大きさと数の測定検証について
発表:ベックマン・コールター株式会社 ライフサイエンス事業部 二階堂 正聡 氏・米田智宏 氏
UFB技術は、すでに様々な特性や効果が明らかになりつつあり、多くの産業分野で応用が期待されています。しかし残念ながら、まだ一部の産業分野でしか実用化されていないのが現状です。そのもっとも大きな理由の一つに「バブルを液体中に安定させられず、消滅してしまう」という技術的な課題がありました。技術は日々進化し、ベックマン・コールター社との素晴らしい出会いに恵まれ、ついに泡の計測が実現。「こんな数値は正直見たことがないです」担当者をうならせたウルトラファインバブルの計測秘話についてお話ししていただきます。
研究・開発①
●10年経っても消えないバブル、高機能ウルトラファインバブル水の可能性
発表:シンバイオシス研究所 上席研究員 清水 真
学生の頃、私がウルトラファインバブル(旧ナノバブル)に想いを馳せた理由は、人体が泡を気体として認識できないサイズだからです。もちろん細菌たちにもできません。
その泡の性質を物理化学的にみてみると、我々の想像を絶する世界が見えてきます。
我々が超微細な気泡を溶液中で安定的にかつ正確にコントロールできるようになれば…。
人体という小宇宙の住人である共生生物たちと対話する方法から多くのことを学び、人体内での超微細な局所における熱エネルギー利用の可能性を学びました。
最先端の泡の物性と可能性のお話をさせていただきます。
★清水真のメッセージ全文はこちらからご覧いただけます
研究・開発①
●DDS分野へのUFB水の活用に寄せる期待
発表:シンバイオシス研究所 森下理咲子
研究・開発②
●バイオ医薬のDDS(薬物送達システム)を高機能化するウルトラファインバブル水の可能性
発表:神戸学院大学薬学部  薬物送達システム学研究室 講師 民輪英之 先生
近年、UFB水を活用することで腸内細菌叢移植による治療効果が劇的に向上する事例が報告されています。UFB水は、化学物質が含まれないこと、ヒトへの使用実績があることから高い安全性が示唆されており、バイオ薬物の生体膜透過性を改善するDDSに応用できれば、生体適合性の高い有用な素材となることが期待できます。
本研究では、上記の可能性を評価するため、まず始めにバイオ薬物の消化管吸収に及ぼすUFBの影響をin vivo実験にて検証し、さらに、UFB水のラットの回腸粘膜の適応時における安全性評価を実施しました。本講演では、その得られた結果について詳細に報告します。

[パネルディスカッション]

高機能ウルトラファインバブル水の有用性
座長 神戸学院大学薬学部 教授 武田真莉子先生

[総括]

一年間の研究・開発を振り返って、今後の展望
技術監事 塚本悟郎 先生

閉会のご挨拶 17:00終了予定

専務理事 城谷昌彦 先生(ルークス芦屋クリニック 院長)

 


お申し込み・参加費について

参加費について ※価格は全て税込みです
一般(非会員個人・法人)
一般(賛助会員(個・法人)・学生)
医師・歯科医師(非会員)
一般(移植患者ご家族様)
一般(移植患者様)
オンライン参加
正会員
医療賛助会員
協賛広告について

※懇親会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止になりました

◆一般(非会員個人・法人)

非会員の一般の方・法人様向けの価格です。
検査技師や看護師の方もこちらになります。
9月21日(月・祝) 学術大会
・通常価格   5,500円
※懇親会は中止となりました。

◆一般(賛助会員(個・法人)・学生)

個人・法人賛助会員、学生さん向けの価格です。
9月21日(月・祝) 学術大会
・通常価格   4,500円
※懇親会は中止となりました。

◆医師・歯科医師(非会員)

当研究会非会員の医師・歯科医師の方向けの価格です。
9月21日(月・祝) 学術大会
・通常価格   16,500円
※懇親会は中止となりました。

◆一般(移植患者ご家族様)

移植患者様のご家族様向けの価格です。

9月21日(月・祝) 学術大会
・通常価格    4,500円
※懇親会は中止となりました。

◆一般(移植患者様)

学術大会へは無料ご招待とさせていただきます。
9月21日(月・祝) 学術大会
・無料ご招待
※懇親会は中止となりました。

◆オンライン参加

オンラインで参加される方の価格です。
9月21日(月・祝) 学術大会
・通常価格   3,850円

◆正会員

9月21日(月・祝) 総会
・通常価格     4,500円
9月21日(月・祝) 学術大会
・通常価格   15,000円
総会+学術大会参加
・通常価格   18,000円
※懇親会は中止となりました。

◆医療賛助会員

9月21日(月・祝) 総会
・通常価格    4,500円
9月21日(月・祝) 学術大会
・通常価格   16,000円
総会+学術大会参加
・通常価格   19,000円

※懇親会は中止となりました。

 

◆協賛広告

抄録に掲載する協賛広告のお申込みです。
データ制作は別途20,000円(税込)でお受けいたします。(正会員は別途10,000円(税込))
掲載内容は事前に理事会での承認が必要です。

・法人賛助会員様向け A4サイズ 30,000円(税込)
(ブース出展無料、学術大会参加費2名様分無料)
・非会員法人様向け A4サイズ 50,000円(税込)
(ブース出展料100,000円、学術大会参加費2名様分無料)
・非会員法人様向け A5サイズ 30,000円(税込)
(ブース出展料100,000円、学術大会参加費1名様分無料)
・正会員向け A4サイズ 30,000円(税込)

2019年に開催された第3回総会へも、お陰様で大勢の方にお越しいただき、大盛況の末、閉会いたしました。皆様のご来場誠にありがとうございました。
第4回学術大会でも、腸内フローラ移植の基礎研究報告・症例報告など、皆様方に日頃の研究の成果をご報告いたしますので、ご来場をお待ちしております。

▼第3回総会 開催報告はこちらから

【開催報告】第3回総会「腸内細菌から人類への手紙」を開催いたしました