腸内フローラ移植の流れ

当医院は、「一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会」(https://fmt-japan.org/)に所属しております。
NanoGAS®-FMT法での移植の流れをご説明します。
患者さんのご希望や状態によって、流れが前後する場合がございます。詳しくは当医院へご相談ください。

ご予約のイメージ

1. ご予約

移植を検討されている患者さんは、当医院までご相談ください。(別途診察料がかかることをご了承ください)

診察のイメージ

2. 診察

患者さんやご家族にご納得いただいた上で移植を受けていただくことを大切にしています。
移植についてより深くご理解いただくこと、そして医師や看護師が直接お話を聞かせていただくことが、よりよい診療につながると考えています。

腸内フローラバランス検査のイメージ

3. 腸内フローラバランス検査

最新の遺伝⼦解析装置(次世代シーケンサー)を⽤いて、腸内に生息する菌種を推定する検査です。
この検査は医学的診断を行うものではありませんが、移植の前後にお受けいただくことで、お一人おひとりの状態に合わせた移植計画を立てています。
※事前にオンライン問診票のご入力をお願いしております。

薬物投与が不要のイメージ

4. 事前の薬物投与は不要

移植前に抗生物質を服用する必要はありません。患者さんの負担が少ない方法です。
(抗生物質を一定期間服用すると、ご自身の腸内フローラの多様性が損なわれる可能性があります)

ドナー選定のイメージ

5. ドナー選定

①血縁の有無:
国内で唯一⺠間が運営するドナーバンク「Japanbiome」に所属するドナーの便を使用します。徹底した定期検査に合格したドナーの冷凍保存便のみを使用し、安全性を確保しています。

②疾患別の調整:
腸内フローラバランス検査の結果、オンライン問診票、医師の問診に基づき、お一人おひとりに合わせて個別に菌液を調整します。

精製方法のイメージ

6. 精製方法(溶媒・濃度)

NanoGAS®水の使用:
微細な泡の特性を利用し、自己免疫機能に阻まれがちな他人の腸内細菌を効果的に定着させます。

濃度の調整:
免疫力が一時的に混乱するのを防ぐため、複数回の移植を短期間で計画的に行います。徐々に濃度を上げることで、効果的な定着を図ります。

投与方法のイメージ

7. 投与方法

内視鏡を使わず、カテーテルを用いた注腸で行います。事前の腸内洗浄や食事制限の必要がなく、負担が少ない方法です。

<ご注意事項>
・移植後、処置室を出られてからガスをもよおした場合、必ずトイレの便座でガスの処理をお願いします。
・菌を保持していた液体がガスと一緒に出ることがありますが、菌は腸管内に定着しておりますのでご安心ください。
回数・頻度のイメージ

8. 回数・頻度と経過観察

最初の1クールを3〜6回としてご案内していますが、疾病の種類、罹患年数、進行状態、患者さんの体質などにより変動します。
移植期間中や終了後の腸内フローラバランス再検査については、主治医とご相談ください。

動画で分かる腸内フローラ移植の流れ

※こちらの動画は、移植を検討されている患者様向けに手順を簡易に説明するために、同意の上で撮影しております。医療機関側の詳細な安全管理ルールにつきましては倫理委員会の規定に沿って移植処置を行っております。

腸内フローラ移植にかかる費用について

「腸内フローラ移植」は、すべて自費診療となります。
疾病や状態、罹患期間によって移植回数・頻度などが異なるため、患者様お一人お一人の状態に合わせた移植計画をご提案いたします。

※腸内フローラ移植(糞便微生物移植)は全国の大学病院などの施設で一部の疾患に対して先進医療Bを実施中の方法です。 腸内フローラ移植臨床研究会は、一部の疾患において臨床研究を開始しています。

厚労省ガイドラインとの整合性について

当院の腸内フローラ移植は、厚生労働省のガイドラインに準拠し、安全かつ適正な手続きで行っています。800例以上の実績を持つシンバイオシス株式会社による菌液製造と管理体制を採用しており、安全性・信頼性の高いプロセスです。安心してご相談ください。

お問合せ・お申し込みは、当医院までお気軽にご相談ください。