腸内フローラ移植・症例紹介

潰瘍性大腸炎 40代男性 -糞便微生物叢移植症例紹介

症例紹介 40代男性 潰瘍性大腸炎

要約

潰瘍性大腸炎に対する移植。初回は生理食塩水にて移植を行い、移植2回目以降はNanoGAS®水にて移植を実施した。下血改善効果あり。

基本情報

患者様:40代男性
主治医:城谷バイオウェルネスクリニック内科・矯正歯科 神戸三宮
(旧:ルークス芦屋クリニック)
移植担当医療機関:城谷バイオウェルネスクリニック内科・矯正歯科 神戸三宮
(旧:ルークス芦屋クリニック)

初診時情報

病名:潰瘍性大腸炎
移植目的:疾患の改善
既往歴:なし
経緯、家族歴、生活習慣、サプリメントの利用状況など:なし

移植情報

移植期間:2018/1/6〜2018/1/27
移植回数:移植3回+追加移植1回
移植初回〜移植終了までの変化:
【1回目移植時問診】
生理食塩水による移植では効果がみられず。

【2回目移植時問診】
便秘改善。気分の落ち込みやイライラの改善がみられる。

(患者さんより)
移植1回目後よりお腹の調子が良い。
今まで2日に1回程度だった排便が1日2回程度になった。
手汗が減った。今朝もたくさん排便があった。

【3回目移植時問診】
2回目の移植以降、毎日1回の排便あり。便秘改善。
気分の落ち込みやイライラの改善がみられる。

(患者さんより)
いい感じ。お腹が温かい。
ストレス耐性が強くなったのか、頭に音楽が流れている。
2回目の移植直前に腹筋の筋肉痛のようなものが少しあった。

【追加移植1回目移植時問診】
睡眠の改善がみられる。

(患者さんより)
移植2回目以降は遅寝になった感じがある。
1回目の移植が終わった後は21時か22時には眠たくなっていた。
今は遅くまで起きていてリズムが少し変わった。

腸内フローラバランス 比較データ

評価・考察

移植評価:症状の軽度改善
有害事象の有無:なし
移植評価:
初回の食塩水での移植は効果を認めず。2回目以降、NanoGAS®水による移植により下血改善。

以上

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